不安になる病気:パニック障害 & 社交不安障害

★パニック障害

終電までの残業、徹夜、海外出張の連続などストレスをため込みやすい職場で忙しさが数ヶ月から数年続いて累積疲労が悪化すると、ある日突然、「死ぬんじゃないか」「気が狂うんじゃないか」という発作に襲われ、「また今度起こったらどうしよう?」という恐怖に取りつかれます。スケジュールがびっしり詰まっている人がある日突然、発作に襲われるのです。しかもその発作がいつ起こるかまったく予測不能であることが特徴です。飛行機や満員電車や人混みが平気でも、カフェでリラックスしていて突然パニック発作ということが起こります。

 

★★社交不安障害(以前は社会不安障害と呼ばれていました)

この病気は、小学校、中学校、高校時代に本人のすでに忘れている「対人関係トラウマ」があって、社会人になってから(あるいは大学のゼミの発表などで)このトラウマが表面化して、会社のプレゼン、他人と話すこと、他人と食事すること、知らない人が隣に座る飛行機や新幹線、知らない人に囲まれた満員電車や満員のエレベーター、人混み、美容師と長時間はなさなければいけない美容院など「ニガテな対人場面」で「繰り返し」発作が起こったり、起こるんじゃないかという恐怖に圧倒されたりします。特に親の都合で転校を繰り返した人に多いようです。

 

 パニック障害がテロの爆弾のように「いつ起こるかわからない」のと対局です。

社交不安障害は対人関係の「苦手意識」のある場面で、繰り返し発作が起きます。

パニック障害は薬で発作を抑えつつ「パニック焦点化」認知行動療法で治します。

社交不安障害は薬で発作を抑えつつ「対人関係トラウマ」を認知行動療法で治します。